賃貸条件について入力します。
各タイプの種別、間取り等は事業計画の「建築計画」のインプット表で入力したものが表示されます。

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このシステムでは空室部分について、次の3つの方法で計算できるようになっております。

@ 入居率のみで計算する方法
常識的に分かりやすい方法です。この場合には下記の「入れ替り率」と「再入居までの空室月数」はいずれもゼロ(0)とします。
A 入れ替り率と再入居までの空室月数で計算する方法
現実的な方法です。
なお、「入れ替り率」とは平均してどれ位入れ替わるかということです。

入力方法としては、例えば、「4年に1回入れ替わる」とすると、「4年毎100%」とか「2年毎50%」あるいは「1年毎25%」(いずれも100%を年数で按分する)が考えられますが、毎年の収支をできるだけなだらかにするため、「1年毎25%」が良いでしょう。
B 上記@とAを併用する方法
最も保守的な考え方ですが、より慎重に事業計画を立てる場合はこの方法が良いでしょう。

<賃料水準の変動について>
このシステムでは将来の賃料水準の変動を現状の賃料に対する割合である「賃料設定率」に基づき計算するようになっております。

契約の更新時における上昇率(あるいは下落率)を入力するというやり方が一般的だったのですが、賃料設定率のほうが一般の人には分かりやすいということでこのようなやり方を採用しております。