法人化するといっても建物だけを法人に移すケースと土地も一緒に移すケースの両方がありますが、このシステムではいずれにも対応しております。
一般的に土地から取得した場合には土地も一緒に法人に移すケースが多いのですが、もともと土地を相続で取得している場合には建物のみを法人に移すケースが多いようです。
前者の場合には土地を法人に売却しても譲渡所得税がかからないことが多いというのが、その理由です。
一方、後者の場合には建物だけを法人に移したほうが所得分散しやすいし、土地代金まで法人が個人に払おうとすると資金的に大変なのですが、建物だけですと大した額にならないという理由もあります。

なお、建物だけを法人に移す場合には法人が地主である個人に地代を支払う必要がありますが、相続税があまりかからない場合には固定資産税相当額とし、かなりかかる場合には土地の固定資産税の2.5倍から3倍程度の地代にするケースが多いようです。後者の場合には土地の相続税評価額が更地評価額の80%として評価されるからです。