敷地利用計画・建物の建築計画について 

 敷地利用計画

 建物の敷地面積
 この「建物の敷地面積」には専用駐車場、駐輪場部分を含んだ面積を入力します。

 定期借地面積
 定期借地契約で土地を貸す面積を入力します。

 道路の面積
 この「道路の面積」には私道部分の面積を入力します。公道として地方公共団体に提供する道路部分(セットバック等)は、下記の「公共用地提供面積」に入力します。

 売却面積
 「売却面積」とは、一部の土地を売却して、その資金でアパート等を建てるといったケースで入力します。

 公共用地提供面積
 「公共用地提供面積」とは、セットバック部分とか、緑地として地方公共団体に提供する土地のことです。

 未利用面積
 「未利用地面積」とは、相続税の納税用地とか他の相続人の自宅用地等として確保しておきたい場合に入力します。各区分の面積を入力しますと、自動的に合計面積との差として表示されます。


 建物の建築計画

 用途
 提案書の「事業計画」に表示されます。適宜入力して下さい。

 構造
 建物の構造については、現在、8種類を初期登録しています。ここで選択した建物の構造毎に「建物の耐用年数」とか「新築建物課税標準価格認定基準表」を自動で設定するようになっています。

 階数
 階数については地上と地下に分けて入力するようになっています。ただし、地下については無いケースが多いと思われますが、そのような場合にはゼロ「0」を入力するか空白のままにしてください。その場合には書類に地下という表示は出ないようになっています。

 建築面積
 建築面積とは、建築物の外壁または、これに代る柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことです。一般的には建坪(たてつぼ)と呼ばれていますが、建ぺい率(建築面積と敷地面積との比率)の算定の根拠とされています。なお、地階で、地盤面から1m以内にある部分は建築面積に算入する必要はありません。
 また、軒、庇(ひさし)、はね出し縁等がある場合、これらも建築面積に加算されますが、外壁や柱の中心線から1m以内のものは建築面積に算入されないことになっています。

 延床面積
 建築物の各階の床面積の合計を延床面積(または法定床面積、容積対象面積)と言います。そして、この延床面積を敷地面積で割った値を容積率と言いますが、この容積率は土地毎にその最高限度が決められており、この限度を超えた延床面積の建築物は建てられないことになっています。
 なお、容積率を計算する場合の延床面積には、自動車車庫その他の駐車施設(誘導車路等を含みます)の用途に供する部分の床面積は含めません。

 登記面積
 登記面積とは最終的に建物を登記することになる面積のことです。このシステムでは、この登記面積を各種税金の基礎データにしていますので必ず入力してください。
 なお初期値は延床面積を採用しています。

 施工床面積
 この施工床面積は実際の工事面積です。例えば駐車施設等は延床面積には含まれませんが、実際に工事をするわけですから施工床面積には含まれます。