鹿谷会計/鹿谷総研
これから作ってみたいソフトのコンセプト
■その1:お客様が自分でも使えるソフト
 資産運用や生命保険の加入、マイホームの購入、アパート建設といった重要な場面では業者が独自のソフトを用意して、お客様に提案をするという体制は整っているのですが、果たしてこれで良いのか、いつも疑問に思っていました。というのは、お客様というのはご自分のことを全てはオープンにしませんし、業者も根掘り葉掘り聞くこともありません。こういった限られた条件下ではいくら精密な計算ソフトがあったとしても最適な意思決定の材料は作成できません。
 ところが、お客様がご自身でそうしたソフトを利用できるとしたら有用だと思いませんか? 今までのようにお客様ご自身のパソコンにソフトをインストールしなければならないとしたら現実的に難しかったのですが、クラウド版のソフトであればそれが可能なのです。
  • 例えば当社が数十年に亘って開発・販売してきた土地活用のための事業収支計算システムの場合、全ての所得が分からなければ正しい所得税等が計算できないため結果して手取り収入がいくらになるのか分かりません。 また最近、相談を受けたお客様はハウスメーカーの担当者に金利をもっと高くした場合の収支を計算してほしい旨、お願いしたところ断られたそうです。恐らく金利を高くすると収支が悪くなり発注してもらえなくなる可能性が考えられるので断ってきたのでしょう。もし悪くなった収支結果を見せられたらどうするかお客様に確認したところ、そのハウスメーカーは気に入っているので変更することはない、とのことでした。 こうした場合、もしお客様自身でシミュレーションできたとしたらどうでしょう。金利だけでなく設定家賃や入居率を変えてみたり、他の所得を入力することも考えられます。土地活用といった投資額が大きい対策については様々な不安を払拭した上で実行する必要があります。この事業収支計算システムに関しては現在、クラウド化すべく頑張っているのですが、完成したら地主さんも無料で使用できる仕組みにする予定です。
  • 今回、販売する「ふるさと名人」「贈与名人」は基本的に会計事務所に販売するものですが、会計事務所の顧問先にも無料で使ってもらえるようにしました。こうすることにより一般の方もジックリ取り組めますし、会計事務所の負担も軽減できるからです。
■その2:勉強のためのソフト
 例えば会計ソフトや申告書作成ソフトはたくさん市販されていますが、私が考えているソフトは会計や税金などの仕組みを理解するためのものです。専門書を読むより、ソフトを使って数値を変えながら理解するほうが格段に速いと思うからです。
  • 企業の経営者や金融機関の融資担当者などで簿記の仕組みや決算書の内容を正確に理解している方はそれほど多くないように思います。そこで「勉強のための会計ソフト」というコンセプトで面白いソフトを作ってみたいと考えています。
  • 会計事務所であっても法人税の申告書の仕組みを完璧に理解した上で作成している方は意外と少なかったりします。税理士や会計士であっても初めて申告書を作成する方は四苦八苦されているようです。こうした状況下、これから作ってみたいソフトは会計事務所の新入職員やパートスタッフの方でも、無理なく理解できるようにしたいと考えています。入門編だけでなく実務で遭遇する様々な難しい事例も取り上げていきたいと思います。
※これから開発予定のソフト一覧
〇土地活用事業収支計算システム
〇マイホーム最適資金計画システム
〇法人税申告実務らくらく速習ソフト
〇財務3表らくらく速習ソフト
〇法人成り検討システム
〇最適社宅家賃計算システム
〇最適FP提案システム
〇相続財産暦年管理システム etc.